SEOは「WEBマーケティング施策」の一つ
「WEBサイトの訪問者数を上げるためにSEOが重要って聞くけど、実際どういうもの?」
「自社でも取り組むべきなのかわからない…。」
経営者やマーケティング担当になったばかりの方、これからWEB集客に力を入れたいと考えている方の中には、こんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、WEBマーケティングの初心者の方に向けて、
- SEOの基本的な考え方
- 他の施策との違い
- 自社で取り組むべきかの判断基準
までわかりやすく解説します。
SEOは広告費なしで集客力を高められる施策ですが、時間がかかるアプローチ法でもあります。
「サイトを作ってSEO対策で集客することが必要だと思っていたけど、どうやら他のマーケティング施策のほうが合うかも?」ということもあるかもしれません。本当にSEO対策が必要かどうかも含めて、チェックしてみてください!
WEBマーケティングとSEOの関係
WEBマーケティングとは
まず、WEBマーケティングについて簡単に整理しましょう。
WEBマーケティングとは、インターネットを活用して商品やサービスを宣伝し、お客様を獲得するための活動全般のことです。
WEBマーケティングは「デジタルマーケティング」と呼ばれる施策の中の一つになります。Webサイトを中心に展開されるアプローチです。
デジタルマーケティングの多くの施策の中にWEBマーケティングが存在し、その中にSEO対策が存在する、と覚えておくとよいでしょう。

WEBマーケティングの施策例
- SEO対策(検索エンジン最適化)
Googleなどで検索したときに、自社のWebサイトを上位に表示させる施策です。広告費をかけずに継続的に集客できるため、長期的な資産になります(効果が出るのにも時間がかかります)。例えば「福岡 整骨院」と狙ったキーワードで検索された際に、自院のサイトをできるだけ上位に表示させることを目指します。 - リスティング広告(Google広告など)
検索結果の最上部に「広告」と表示される有料広告です。クリックされた時だけ費用が発生し即効性が高いため、すぐに集客したい場合に効果的です。SEOで上位表示されるまでの間、リスティング広告で補完する使い方などがあります。 - SNSマーケティング(X、Instagram、Facebookなど)
TwitterやInstagramなどのSNSで情報発信し、顧客とコミュニケーションを取りながらファンを増やす施策です。商品の使い方やお客様の声をシェアすることで、親近感や信頼感を醸成できます。拡散力が高く、低コストで認知拡大が可能です。 - コンテンツマーケティング
ブログ記事や動画など、顧客にとって役立つ情報を提供することで、信頼を獲得し購買につなげる手法です。例えば、不動産会社が「住宅ローンの選び方」という記事を書くことで、専門家としての信頼を得て、将来の顧客を育成します。 - メールマーケティング
顧客のメールアドレスに直接メールを送り、商品情報やキャンペーンを伝える施策です。開封率やクリック率を測定できるため効果検証がしやすく、既存顧客のリピート購入や休眠顧客(過去に商品を購入したりサービスを利用したことがあるのに、その後一定期間、取引がなくなってしまった顧客)の掘り起こしに効果的です。
メルマガやステップメールなど様々な種類が存在します。 - WEB広告(ディスプレイ広告、動画広告など)
Webサイトやアプリ上にバナーや動画形式で表示される広告です。視覚的に訴求できるためブランド認知の向上に効果的で、YouTubeの動画広告やニュースサイトのバナー広告などが代表例です。
これらの施策を組み合わせて、効果的にお客様を集めたり企業・店舗・商品に興味を持ってもらうよう取り組む、それがWEBマーケティングです。
SEOは「集客施策」に分類される
WEBマーケティング施策は、顧客の行動段階に合わせて3つのフェーズに分類できます。
①集客施策:Webサイトにユーザーを集める(より多くの人に来てもらう)
②接客施策:ユーザーに満足してもらうための施策
③再来訪(追客)施策:一度訪れたユーザーとの関係を維持する
SEOは主に①の「集客施策」に該当しますが、質の高いコンテンツを提供することで③の「再来訪(追客)施策」としても機能します。

他のWEBマーケティング施策と比べたSEOの特徴
WEBマーケティングには様々な施策がありますが、SEOは唯一「資産型」のマーケティング手法です。
リスティング広告やSNS広告は、費用をかけている間だけ効果がありますが、配信を止めると集客もゼロになります。一方、SEOで一度上位表示を獲得すれば、適切にメンテナンスすることで数年にわたって安定的に集客できます。
ただし、SEOは効果が出るまでに3ヶ月〜1年程度かかるため、即効性を求めるならリスティング広告、持続性を求めるならSEOといった使い分けが重要です。
そのため、「1か月後にイベントが迫っているからその周知のためのサイトを作って、SEO対策だけでなんとかしよう!」という施策には向いていません。

SEOとは何か?【基本の定義】
SEOの意味
SEO(エスイーオー)とは、Search Engine Optimizationの略で、日本語では「検索エンジン最適化」と訳されます。
簡単に言うと、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで、自社のWEBサイトを上位に表示させるための取り組みのことです。
なぜ上位表示を目指すのか?
記事を書いたあとGoogleで検索されるようになった時、検索結果の1ページ目に表示されるサイトと、10ページ目に表示されるサイト、どちらがクリックされやすいかは明らかです。検索結果の上位に表示されることで、より多くの人に必要な情報を提供することができます。
実際、SEO会社ランクエストの調査(2025年3月)によると、検索結果1位のクリック率は約42.5%、2位は約12.9%、3位以降はさらに低下します。
例えば月間検索回数が1,000回のキーワードの場合、1位なら月400クリック以上、10位なら月20〜30クリック程度と、約10倍以上の差が生まれます。そして、このクリック数の差が問い合わせや売上に直結するため、上位表示の重要性は極めて高いのです。
特に注目すべきは、検索結果の2ページ目以降(11位以下)はほとんどクリックされないという事実です。1ページ目(1〜10位)に入るか入らないかで、ビジネスへのインパクトが大きく変わります。

SEOの目的
SEOの最終的な目的は、単に順位を上げることではありません。
検索エンジンから質の高いお客様(見込み客)を継続的に集め、問い合わせや購入、予約などの成果につなげることが最終的な目的です。
では、コンバージョン(お問い合わせや購入など)に至らない検索流入はムダなのか、というとそういう訳ではありません。
むしろ、コンバージョンに至らない検索流入のほうがはるかに多いのです(CVR=コンバージョン率はサイトによっては0.5~1%程度、つまり100人流入してきたらその中の1人が問い合わせや購入をするかしないか)。
そのため、「問い合わせや予約・購入を促すための記事作成」ばかりをやっていると、そういう目的ではないユーザーに刺さりません。
結果、宣伝ばかりのサイトになってしまいます。
Googleが公式に評価する「質の高いサイト」の条件
Googleは2020年、ページ体験を公式なランキング要因として導入しました。具体的には以下の要素が評価されます。
①Core Web Vitals(ページ体験指標)
読み込み速度に問題はないか・ボタンやリンクがすぐに反応するか・レイアウト崩れがないか・・・などの指標です。これらはユーザーの実際の体験を数値化したもので、Googleが明確にランキングに影響すると公言している指標です。 当然ながら、コンテンツの質がいくら良くてもページの表示速度が遅すぎるなど問題があるとそもそもサイトに入る前からブラウザバックされてしまいます。
②モバイルフレンドリー
スマートフォンで見やすく操作しやすいデザインであること。2015年にモバイルファーストインデックスとして公式導入されました。
③HTTPS(セキュリティ)
安全な接続でサイトが提供されているか。2014年に公式にランキング要因として発表されました。
④被リンク
他の信頼性の高いサイトから自然にリンクされること。Googleの創業時からのコアアルゴリズム(順位決めの基本ルール)です。
コンテンツの質がすべての基盤
しかし、これらの技術的要素だけでは不十分です。最も重要なのは「ユーザーの疑問を解決する質の高いコンテンツ」です。 疑問が解決できるような記事(コンテンツSEO)を増やしていけば、ユーザーが悩みを解決でき、「ページの滞在時間が伸びる、サイト内回遊が増える・自然な被リンクの獲得」など好循環が生まれます。
SEOの種類
SEOにはざっくり3種類の手法が存在します。
コンテンツSEO:ユーザーの悩みを解決する
ユーザーにとって価値のある情報を提供することです。検索した人の疑問に答える記事を書いたり、図解・動画で分かりやすく説明したりします。例えば「腰痛 ストレッチ」で検索した人に、自宅でできるストレッチ方法を詳しく・分かりやすく解説するのがコンテンツSEOです。どんなに技術的に優れていても、コンテンツの質が低ければ上位表示されません。
テクニカルSEO:Googleに正しく理解してもらう
サイトの技術的な部分を最適化することです。
ページの表示速度を速くする、スマホで見やすいデザインにする、SSL化(https://)でセキュリティを高めるなどが含まれます。
どんなに良い記事を書いても、サイトが重くて読み込みに時間がかかったりスマホで見づらかったりすると、ユーザーはすぐに離脱してしまいGoogleの評価も下がります。一度設定すれば完了するものが多いので、最初にしっかり対応しておくことが重要です。
外部SEO(被リンク):他サイトからの評価を得る
他のサイトから自社サイトへのリンク(被リンク)を獲得することです。コンテンツSEO・テクニカルSEOと違い自社で操作することは出来ないため、他のサイトから引用されやすいようなコンテンツ作りを目指すのが第一といえるでしょう。

WEBマーケティングにおけるSEOの役割
SEOが果たす3つの役割
よく「SEOは集客であり、コンテンツは接客である」と言われます。検索エンジンから人を呼び込むのがSEO、訪れた人に価値を提供して信頼を得るのがコンテンツ、という意味です。
WEBマーケティング全体の中で、SEOは主に以下の3つの役割を果たします。
①検索エンジンからの安定的な集客
SEOで一度上位表示されると、広告のように費用をかけ続けなくても、継続的にお客様を集めることができます。
例えば3年前に書いた記事が今でも検索で上位表示され、ユーザーからの反応も良好で毎月安定して問い合わせが来る、ということも珍しくありません。
②悩みや課題を持った見込み客との接点作り
検索する人は、何らかの悩みや課題を解決したくて検索しています。
例えば、
- 「腰痛 治し方」→ 腰痛に悩んでいて治すための方法が知りたい
- 「WordPress 使い方」→ WordPressの操作方法を知りたい
- 「東京 税理士 安い」→ 東京で安価で依頼できる税理士を探している
このように、明確なニーズを持った人にアプローチできるのがSEOの強みです。
③中長期的なマーケティング資産の構築
SEO対策で作成したコンテンツは、企業の資産として蓄積されていきます。
広告は配信を止めると効果もなくなりますが、SEOコンテンツは一度作れば、適切にメンテナンスすることで長期間にわたって集客効果を発揮し続けます。
「質の良いコンテンツこそがSEOのカギになる」
WEBマーケティングの中にSEO対策とコンテンツ制作が含まれているため、一見するとSEO対策(キーワード選定や技術的な最適化)とコンテンツは別々のものに思えるかもしれません。
しかし実際は、コンテンツの質こそがSEO順位を決める重要な要素になります。
なぜコンテンツの質がSEOに影響するのか?
Googleは「ユーザーにとって価値のあるページ」を上位表示するため、以下のような「ユーザー行動データ」と呼ばれる指標もコンテンツの質を評価する材料にしている可能性が高いです。
①滞在時間・直帰率 訪問者がすぐに離脱するページは「期待外れのコンテンツ」と判断され、順位が下がります。逆に、じっくり読まれているページは「価値があるコンテンツ」として評価されます。
②被リンクの獲得 質の高いコンテンツは、他のサイトから自然にリンクされます。特に信頼性の高いサイトからの被リンクはSEOの重要な評価要素であり、良質なコンテンツほど被リンクを受けやすく、上位表示されやすくなります。
※意図的な、自作自演のリンクや全く無関係のリンクなどは効果が無かったり、あるいは逆効果をもたらす可能性があるため絶対にやめましょう。
③リピート訪問・サイト回遊 役立つコンテンツを提供しているサイトは、ブックマークされたり、複数のページを見てもらえたりします。
「SEOは集客、コンテンツは接客」と言いましたが、実際にはコンテンツの質がSEOの成否を決めると言えます。
いくらキーワードを詰め込んでも、技術的な最適化を施しても、コンテンツが訪問者の期待に応えられなければGoogleは上位表示することはありません。逆に、ユーザーの悩みをしっかり解決する質の高いコンテンツを作れば、自然と上位表示され、継続的な集客が可能になります。
つまり、「良質なコンテンツ」こそが最強のSEO対策なのです。
「質の良いコンテンツ」と「質の悪いコンテンツ」具体例
先述したとおり、SEOは「キーワードを並べれば対策できる」といったものではありません。
ここで、税理士事務所を簡単な例として考えてみましょう。
ユーザーが「個人事業主 青色申告 白色申告 どっち」というキーワードで検索していて、それに対応する記事を書くとします。

質の良いコンテンツのほうは、「自分はどちらに当てはまるの?」という基準を明確にし、ユーザーが分かりやすいよう工夫しています。
いっぽう、質の悪いコンテンツのほうはそれぞれメリットとデメリットを淡々と説明しているだけで、「何を基準に青色・白色が良いか判断すれば?」という疑問に答えていません。
結果、「どこにも答えが書いていないな・・・」と途中で離脱される可能性が高いため、Googleからも低評価を受ける可能性があります。
また、そもそもテクニカルSEOが不十分でサイトの表示がかなり遅いとか、Googleにページを読み込まれにくいといったケースではサイトそのものが低評価を受ける可能性がある(そもそも上位表示される段階にない)ためマーケティング以前の問題になってしまうことに注意が必要です。
SEOのメリット・デメリット
SEOに取り組む前に、メリットとデメリットを正しく理解しておきましょう。
SEOのメリット
| メリット | 詳細説明 |
|---|---|
| 継続的な集客効果 | 一度上位表示されれば、広告費をかけずに長期間集客できる |
| 広告費の削減 | クリックごとに課金される広告と違い、オーガニック検索は無料 |
| 質の高い見込み客 | 悩みや課題を持って能動的に検索してくる人なので、購買意欲が高い |
| 信頼性の向上 | 上位表示されることで「この会社・店舗は信頼できる」と思われやすい |
| 資産として蓄積 | 作成したコンテンツは企業の資産となり、長期的に価値を生む |
SEOのデメリット
| デメリット | 詳細説明 |
|---|---|
| 効果が出るまで時間がかかる | 通常、効果が出るまで最低でも3〜6ヶ月、場合によっては1年以上かかる |
| 専門知識が必要 | 効果的なSEOには、技術的な知識やコンテンツ制作スキルが必要 |
| 継続的な取り組みが必須 | 一度やって終わりではなく、継続的な更新や改善が必要 |
| アルゴリズム変動のリスク | Googleのアルゴリズム更新で順位が大きく変動することがある |
| 競合が多い分野では難易度が高い | 人気のキーワードは競争が激しく、上位表示が困難 |
メリット・デメリットから見えること
SEOは「短期的な成果」よりも「中長期的な資産形成」を目指す施策です。
すぐに結果が欲しい場合は不向きですが、腰を据えて取り組める企業にとっては、非常にコストパフォーマンスの高い施策と言えます。
SEOと他のWEBマーケティング施策の比較
SEOだけでなく、他の施策との違いを理解することも重要です。ここでは代表的な施策と比較してみましょう。
SEOとリスティング広告の比較
| 比較項目 | SEO | リスティング広告 |
|---|---|---|
| 即効性 | △ 3〜6ヶ月以上かかる | ◎ すぐに効果が出る |
| 費用 | ◎ クリック課金なし(制作・運用コストはかかる) | △ クリックごとに課金 |
| 継続性 | ◎ 一度上位表示されれば継続的に集客 | × 配信停止すると効果もゼロ |
| 信頼性 | ◎ オーガニック検索結果として信頼されやすい | △ 広告と認識されやすい |
| 柔軟性 | △ 効果が出るまで時間がかかり調整が難しい | ◎ すぐに調整・改善できる |
使い分けのポイント
- 今すぐ集客したい → リスティング広告
- 中長期的に安定した集客を目指す → SEO
- 両方を組み合わせる → 理想的(広告で短期、SEOで長期)
リスティング広告は「今すぐ集客したい」ときに効果的ですが、配信を止めると集客もゼロになります。一方、SEOは効果が出るまで時間がかかりますが、一度上位表示されれば広告費をかけずに継続的に集客できます。理想的なのは、短期的にはリスティング広告で集客しながら、並行してSEOで中長期的な集客基盤を構築することです。SEOが育つまでの間、リスティング広告で売上を維持し、SEOが安定してきたら広告費を削減していくという戦略が効果的です。
SEOとSNSマーケティングの比較
| 比較項目 | SEO | SNSマーケティング |
|---|---|---|
| 集客の仕組み | 検索エンジン経由 | フォロワーやシェア経由 |
| ターゲット | 能動的に検索する人 | 潜在層や既存フォロワー |
| コンテンツ寿命 | ◎ 長期間効果が持続 | △ 短期間で流れる(フロー型) |
| 拡散力 | △ 基本的に拡散しない | ◎ バズれば急速に拡散 |
| コミュニケーション | × 一方通行 | ◎ 双方向のやり取りが可能 |
使い分けのポイント
- 検索需要がある商品・サービス → SEO
- 認知拡大やブランディング → SNS
- ビジュアルで訴求したい → Instagram、TikTokなどのSNS
SEOは「悩みを解決したい」「商品を探している」など、能動的に検索する人にアプローチできるのが強みです。
一方、SNSは潜在的なニーズを持つ人や既存のフォロワーに情報を届け、拡散によって認知を広げることができます。SEOで作ったコンテンツをSNSでシェアするなど、両者を組み合わせることで相乗効果が期待できます。
検索需要がある分野ではSEOを優先し、ビジュアルで魅力を伝えたい商品やブランドイメージを高めたい場合はSNSを活用するのが効果的です。
SEO+他のマーケティング施策を組み合わせて効果を最大化する
リスティング広告との比較の項でも述べたとおり、SEO単体ではなく、他施策と組み合わせることでより大きな成果が期待できます。
- SEO×SNS:記事拡散で認知拡大+被リンク獲得
- SEO×メルマガ:既存顧客への情報提供でサイト回遊促進
SEOに取り組むべきか?【判断基準】
「自社でSEOに取り組むべきか?」を判断するための3つのポイントを紹介します。
判断基準①:検索需要があるか
最も重要なポイントは、あなたの商品・サービスに関連するキーワードで、実際に検索する人がいるかどうかです。
検索需要がある例
- 会計ソフト → 「会計ソフト おすすめ」「会計ソフト 比較」
- 整体院 → 「渋谷 整体」「腰痛 整体」
- BtoB SaaS → 「プロジェクト管理ツール 無料」
検索需要が少ない例
- まったく新しい概念の商品(まだ誰も検索しない)
- 超ニッチな専門サービス
- 地域密着型で口コミが主な集客手段の事業
そもそも新しい概念・思いつきもしないようなキーワードでしか表示されないとすれば、SEO対策のみの効果は薄いかもしれません。
判断基準②:リード獲得が主な目的か
SEOは、特にリード獲得(見込み客の獲得)に適しています。
SEOに向いている目的
- 問い合わせを増やしたい
- 資料請求を増やしたい
- 無料トライアルの申込みを増やしたい
- 特定の商品の認知・購入を増やしたい
SEO以外も検討すべき目的
- ブランド認知度を急速に高めたい → 広告やSNS
- 既存顧客との関係を深めたい → メールマガジン
- イベント参加者を集めたい → 広告やSNS
「検索して情報を探している人」がターゲットなら、SEOは効果的です。
判断基準③:中長期的に投資できるか
SEOは効果が出るまでに時間がかかります。
必要なリソース
| リソース | 目安 |
|---|---|
| 期間 | 最低6ヶ月〜1年 |
| 人員 | 専任または兼任で1〜2名 |
| 予算 | 自分で行う場合:なし<br>外注の場合:月額5〜30万円程度 |
| コンテンツ制作 | 月2〜10記事程度の継続的な制作 |
こんな状況なら要検討
- 「来月までに成果が必要」→ SEOは不向き(広告を検討)
- 「コンテンツ制作のリソース(人材・時間など)がない」→ 外注を検討するか、他施策へ
最低でも半年〜1年間は腰を据えて取り組める体制があるか、が重要です。
さいごに
さいごに WEBマーケティングにおけるSEOは、即効性はありませんが、中長期的には最もコストパフォーマンスの高い集客手法の一つです。この記事で紹介した3つの判断基準を参考に、まずは「自社・店舗・サービスにSEOが必要か」を見極めてください。
もし「検索需要がある」「リード獲得が目的」「中長期で取り組める」の3つが当てはまるなら、小さく「コンテンツSEO」から始めることをおすすめします。完璧な記事を1本書くより、まず月2〜3本のペースでユーザーの悩みを解決する記事を作り続けることが、SEO成功への第一歩です。
一方、「今すぐ成果が必要」「検索需要が少ない」場合は、リスティング広告やSNSなど他の施策を優先し、将来的にSEOを組み合わせる戦略を検討してみてください。 最適なマーケティング施策を見つけ、着実に成果につなげていきましょう。
